カース・マルツゥという食べ物を知っているでしょうか?
これは、通称、蛆虫チーズというイタリア・サルディーニャ地方の伝統的チーズで、チーズバエというハエの幼虫をチーズに寄生させ、発酵させて作るチーズなのです。
寄生させた蛆虫の体外消化によってドロドロになったチーズは、蛆虫を取り除いて食べる人もいれば、そのまま食べる人もいるのだとか。
この蛆虫、触ると、10センチ近くも飛び跳ねるため、食べるときに目を防護しないといけないらしいです。
俺はこのチーズ、弟に見せてもらった、弟の高校の学校新聞で知ったのですが、おととい、米誌フォーブス・電子版で発表された世界の気持ち悪い食べ物TOP10の第6位にランクインしていました。
うん。わかります。キモいです。
ちなみにこのカース・マルツゥ、現在のイタリアの法律では、販売すること自体が違法なのですが、サルディーニャ地方ではほとんど守られることなく、闇市で出回ったり、各家庭が普通に作っていたりするんだとか。ちなみにこのチーズ、なぜ販売が禁止されているのかというと、蛆虫が寄生しているので、衛生的に問題があるというのもそうなのですが、最大の要因が、このカース・マルツゥに寄生させるチーズバエの幼虫、胃酸で溶けない為、幼虫がそのまま胃の中で胃壁を食い破って寄生するというとんでもない問題があるからです。
俺は、死ぬか、蛆虫を取り除かずにこのチーズ食うかという選択を迫られたら、100%死ぬ方を選択します。
蛆虫に胃壁食い破られるなんて、想像するだけで死ねるわ!!
ちなみに、気持ち悪い食べ物ランキングの、カース・マルツゥより上位には蛇酒が3位にランクイン。
信じられん。むしろ飲みたいやろ。
俺なんか、今年の十津川村で、真剣にマムシ酒を買うことを検討してたのに・・・。
やはり、日本とアメリカではだいぶ価値観が違いますね。
まあ、どこの国にも言えたことやろうけど。
ちなみに俺は、中国の山東料理(昆虫料理)とかもっとランクインしてもいいと思います。ピータンを8位に入れるぐらいなら。
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