昨日の記事の続きです。
竜門の滝の撮影を終え、向かう先は近くの半洞窟と神庭鍾乳洞。
半洞窟はなんと縄文人が生活していた形跡がある場所との事。
何が「半」洞窟なのかも気になりますし。
竜門の滝からまた少し歩き、途中からかなりキツい(足場的な意味で)ハイキングコースを登って着いたその場所は…
…。
なるほど。確かに「半」洞窟ですね…
割とワクワクして行ったのですが、ただの窪んでる崖じゃんと思ってしまった僕は心が汚れているのか?
この辺りは木々が鬱蒼と生い茂り、天気の悪さも相まってとても暗い。
光ほしい。
ここから神庭鍾乳洞に向かう途中に夫婦滝が見えます。
写真内の木々と比較してもらえればわかりますが、かなり大きい滝です。
もっと近づいて撮りたかったのですが、この辺りは道もとても悪く、どこが正規ルートなのか非常にわかりづらい事もあって、断念。
それから再び山道歩くこと3分ほど。
神庭鍾乳洞に到着。
なんか、凄まじい雰囲気です。
さっき気味の悪い目にあったばっかだからか余計に怖い…(笑)
適当に中だけ撮りました。
結果、確かに鍾乳石はあるのですが、これ、鍾乳洞か?という代物でした。
まあ、それは有名でもないので仕方がないですが、鍾乳洞というのは、よく言われているとおり、夏の間とても涼しいというのは本当でした。
とても狭い空間しかないのに、中の空気は冷房以上に涼しい。
この日は気温33℃、湿度70%の蒸し暑い日だったので、もっと人がいれば、しばらく涼んでいたいぐらいでした。
それか光が欲しい。
神庭鍾乳洞を出た後、再びハイキングコースを戻り、車へ。
しばらく休んだ後で、今度は不動滝へ。
この不動滝は崖の上にある駐車スペースを一度下って谷を渡った後、元の場所よりさらに高く登って行く、奈良県の前鬼不動七重の滝(なぜかここに行った時の当ブログの記事がありませんでした)と非常に似た感じの辛い道。
ここが谷部分の吊り橋。
ここからつづら折れの急坂が延々と続いており、先が見えない事から半分あきらめムード。
この時点で時刻は16時過ぎ。
19時までには寺坂棚田に戻らないといけなかった事もあり(この場所から車で30~40分程かかる)、あまりにしんどい様なら途中で引き返そうと真剣に考えたレベルです。
それでも15分程かけて歩いて、遂に目的地到着
この滝はわかりづらいですが段瀑で、全長落差は50mあります。
とてもスケールの大きい滝。
周りの雰囲気も併せると大変素晴らしい滝でした。
久々に何枚も撮り続けてしまいました。
この新緑の(過ぎてるけど)時期と紅葉の時期、苔むした岩と合わせて写真の撮りがいがありそうです。
この滝は行くまで確かにキツイのですが、5年前に行った日本の滝100選である前鬼不動七重の滝に比べれば、どう考えても楽だし、近くで滝が見れる点で比較的気軽に、そしてお勧めできる滝です。
前鬼不動七重の滝はとにかくつらいです。
まだまだ体力全盛期の僕が片道で膝が笑い、帰りたくてもしばらく帰れない、しかも展望台のごく僅かなスペースからしか見られない割の合わなさを考えるとあの滝は二度と行きたくない…
滝自体はあちらも素晴らしいのですがね。
ちなみに、どうでもいい話、この森は東大の演習林らしいです。
この後、再び休憩後、蛹沢不動滝を(全く場所がわからなくて)華麗にスルーした後、最初に素通りした白滝へ。
駐車場にこんなもんが。
北海道出て見ることもあるまいと思っていたのに、よりによって埼玉で見るとは…
それにしてもこの辺りのクマって…
ツキノワグマ?
ちょっと怖いですね。
白滝は駐車場から徒歩1分。
楽勝です。
滝自体は水量は少ないですが、割といい感じ。
そして最後。
僕が行きたかったイベント。
一夜限りの寺坂棚田ほたる篝火。
棚田中に散りばめられた蝋燭が一斉に点灯され、地元の方々による音楽演奏等を背景に棚田を楽しむイベント。
確かにとても綺麗でした。
ただ、日が完全に暮れてからはもはや何かわからない。
そして僕のメイン目的でもあったホタル(本物)は一匹も見れず。
こうして7時40分頃に退却。
初めての単独ドライブ撮影旅は幕を下ろしたのでございます。
【最後に】
秩父、とても良いですね。
久々に重点攻略したくなりました。
また秋頃でしょうか。
撮影に行くと思います。
では今日はこの辺りで。
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